松山は昨夜から、冷たい雨と雪が降っています。
積もるほどではないので、寒いと言ってもまだマシな方ではありますが。
さて来んな冷たい日に、家庭裁判所に行きました。
裁判所と聞いて嬉しいとかワクワクするという人はあまりいないんじゃないかと思います。
裁判や調停になるってことは、当事者同士の話し合いでは解決できないめんどくさい話ってことで。
まして家庭裁判所なので、家族や知人と争わねばならない、想像しただけで憂鬱になります。
さて私はと言いますと、自分の関わる事件ではなく、知人のつきそいでした。
関係ない者が見学に来る機会も、そうそうない場所でしょう。
せっかくなので写真など。

話し合いは、当事者1組ずつと調停員とで行われます。
全員が顔を合わせて…ではなく、調停員がそれぞれから聞き取りをして、主張をまとめながら進めていきます。
相手が話をしている間は、待合室で待ちます。
待合室は複数あります。

家庭裁判所の建物は堀端にあるので、待合室の大きな窓からの眺めがとても良かったです。
今日はどんより雪雲ですが、係争中の皆さんの心が少しでも明るくなればという配慮かしら?

八股榎お袖大明神の社も見えます。
朱塗りの鳥居が鮮やか。
昨年、この社の脇に立っていた、お袖狸が宿ると言われていた榎の大木が折れて倒れてしまいました。
幸い、けが人などはいませんでしたが、シンボルとなる大木が倒れてしまったのは残念です。
一説によれば、ここに宿っていたお袖狸さんは、お社の移転などがあったさいに引越したそうです。
窓からの景色ばかりで、家庭裁判所のリポートにはなりませんでしたが、滅多に入る機会もないと思いますので楽しんでいただけていたら嬉しいです。
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