ロックバランシングとは?
ロックバランシングとは、自然石を積み上げる遊びです。
絶妙なバランスで積み上げられた形はアートともいえるでしょう。
自然の石は、整形されたつみきと違い、平らな面がほとんどありません。
風雨に削られた曲線、複雑な凹凸のある自然石は、積み重ねるのが難しいものです。
ロックバランシングでは、その難しさを楽しむのです。
自然石には様々な形のものがあります。
平たいお餅のような形の石を、鏡餅のように重ねていくだけならば、難易度は下がります。
しかし、平たい石であれば敢えて丸みのある縁部分を軸にして。
見つかるなら、平らな部分の少ない石を選んでみましょう。
石の重心をとれる位置を探すことが難しくも楽しい遊びです。
そのまま置くと転がってしまうような石が、絶妙なバランスで静止すると、これまでにない達成感が味わえますよ。
ロックバランシングをやってみる
わすれてたー
ペンダント用の石ころを探しに行って #ロックバランシング 3段! pic.twitter.com/CTbffthIoV— 結枝(ゆえ) (@yuenotsubo) February 11, 2021
こちらのツイートは、私がロックバランシングを知って間もない頃の写真です。
始めたばかりのときは1つの石を立てるのも難しく、2つ重ねられると感激したものです。
指先に神経を集中し、石のバランスをとることに没頭して時間が経つのも忘れてしまいます。
「今・ここ」に集中する「マインドフルネス」にも通じるのではないでしょうか。
瞑想と同じで、脳のリフレッシュにもいいと思います!
ロックバランシングのコツ
丸く不安定な部分を軸に、石を立てるには
平らでない部分を軸にして石を立てようとするとき、一発で安定することはほぼありません。
石は前後左右に傾いて倒れようとします。
その際に、石を両手の指先で支えながら、少しずつ傾き方を調整し、バランスが取れて静止するところを探ります。
ツイッターを通じて、ロックバランサー・かねきのぶひろさんからアドバイスをいただきました。
両手の指で包み込むように石の倒れる方向を感知しながらやりましょう。初めは全方位に倒れようとしますがほんの少しづつ回転させたり軸を直してゆくと倒れる方向が決まってくるので分かりやすいと思います。1度に1mm動かすと大移動なのでごく極小さな動かし方が大切です。
かねきのぶひろさんのツイートより https://twitter.com/okazutsuri
2個以上積むときのコツ
コツといっても、私はまだ最大4個しか積んだことがないので参考になるか自信がないのですが。
慣れないうちは、やはり下の石が安定しているとやりやすいです。
一番下の石だけは底面が広めのものを選ぶなどして、2段目が積めた!という成功体験が次につながるかもしれません。
不安定な1段目の上に2段目以上を積む際は、1段目の重心位置がなるべく変わらないように、調整していくといいと思います。
写真撮影のコツ
苦労して積み上げることができると、記念に残しておきたくなるもの。
ですが、野外でロックバランシングを楽しんだあとは、石を崩しておくのがマナーです。
せっかくなので記念写真を撮っておきましょう。
繰り返して上手くなった暁には、上達の記録として振り返ることもできます。
撮影する位置と角度
野外でロックバランシングをするとき、土台となる平らな場所といえばおそらく地面でしょう。
低い位置にできあがった作品を撮影する際は、上から撮るよりも作品と同じ高さ、または作品よりも下から見上げるように撮ると迫力がある写真になります。
自然の石の形なので、どこから見るかで表情もまったく違います。
可能であれば一方向からだけでなく、いろんな角度から撮影してみてほしいです。
ただし、海岸や河原など、自然石のある場所は足場が不安定なところも多いので、撮影に夢中になって足を滑らせたりしないよう気をつけてください。
背景を工夫する
屋外でロックバランシングをしたら、写真の背景にその場の風景も入れてみましょう。
海や植物など自然の風景も入れておくと、その場所へ行ったときの思い出も残せますね。
人物や有名な建物など、映り込みに配慮が必要な場合もあります。
ご迷惑をかけない範囲で、周囲の風景を取りいれてみてください。
ロックバランシングの注意
野外でロックバランシングを楽しむときには、足元や周りの植物・虫などに気をつけて、安全に楽しんでください。
ロックバランシングのマナーとして、楽しんだあとは積み上げた石を必ず崩しておきましょう。
これからの季節、山へ海へ遊びに行く機会もあると思いますので、思い出したらやってみてください。
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